地中海引き篭もり生活

俺の名前はレフ・リヒテル。
何となく期間限定のシャツ屋を復活させた紳士だ。


それでは逝ってみよう。


ちなみに売り子は営業スマイルが素敵な次女のルアナ。


　


　(´・ω・`) 手ぇ出したら殺すかんね。



さて今日は水の都ヴェネツィアへ乗り込む。
アンコナから目と鼻の先だから余裕なんだぜ！


　


ほら、すぐ到着。


　


偉大な冒険者たる俺なら余裕だ。


さて、おのぼりさんよろしく街をウロウロ見て回ってたんだ。
珍しいものもさしてないので目に付いた学校へ乗り込む。
下校時刻が近いのか夕暮れのヴェネツィアの学校には帰り支度をしていた教官くらいしか居なかった。
セビリアの初等部に通う俺だったが、長い船旅ですっかり忘れてたんだ。


　


もう卒業だってｺﾄをｗｗｗｗ

　(´・ω・`) セビリアで授業請けてたのに卒業クエはヴェネツィアとかアリなんだな。

初めて知ったぜ。



夕暮れの街を更にふらつく俺、リヒテル。
赤く染まる川岸に一人の女性を発見。

　

女将だ。
カッセル氏曰く何度もお世話になってるそうだが、奴は熟女マニアなのか？！

　

少し頑張ってみたが昨日のようなトキメキは起きない。
嫁の視線も冷たい…
女将の視線は熱い…



女将がその気になる前にそそくさと酒場へ避難する俺、リヒテル。
カウンターに一人の女性が居た。

　

何かかっこいいぞ。

　(´・ω・`) 俺の妾にならないか？！

何の服だろう、初めて見たな。
NPCなら大胆になれる俺だが、PCには何も出来ない too shy shy boy
お近付きになりたい思いを胸に秘め

　

別の女の子を口説く！

　(´・ω・`) BGMは安全地帯の恋の予感な。

今夜は熱いはずさ！
隣のおっさんの視線の方がほのかに熱い気もしないでもない…

こうしてヴェネツィアの夜は熱く燃え盛るのである。



＃055　終了